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2014年9月29日

*リネンについて

好きなリネンについて
調べたこと・考えたことを
書こうと思います。



リネンのカーテン。

シーツとして使っていた布地を
自分で少し加工したものです。

リネンは
とても丈夫なので
長く愛用できます。



リネンのワンピース。

フランスの古着を扱っているお店で
出会ったもので
約100年前に作られたのだそうです。

胸のあたり 真ん中に 赤い糸で
イニシャルが刺繍してあります。

ヨーロッパでは
女の子がお嫁に行くときに
イニシャルを刺繍した白いリネンを
いっぱい持っていく
という習慣があったのだそうです。

こんなに綺麗な状態で
今も 残っているのことに
とても感激します。

丁寧に紡がれ
大切に大切に
扱われていたのだと
思います。



◎麻 について

‘麻’は
植物の茎からとれる繊維の総称です。



麻の種類は 沢山あるけれど
衣料用の麻は
リネン・ラミー・ヘンプの
3種類。

このうち 
リネンは最も柔らかく
しなやかな肌触りです。



◎亜麻 について

亜麻(あま)は
植物の状態をフラックス、
収穫されて糸に紡がれると
呼び名がリネンに替わります。

フラックスは 丈夫な植物で
オーガニック栽培でなくても
農薬を少ししか必要としません。

栽培期間は 100〜120日で、
土と陽光と雨と風の中で
ぐんぐん成長します。

オーガニック栽培以外で
比較した場合、
農薬と肥料の使用量は
コットンの5分の1なのだそうです。

つまり
環境や農家の方々の健康に
悪い影響が少ないということです。

しかし フラックスは
土の栄養をぐんぐんと吸い取るため
1回採ると土が痩せてしまうので
連作が難しく、

5〜7年は別の作物をつくり
地力の低下を防がなければ
なりません。


それなので
コットンに比べ 高価なのかなと
思いました。




気軽に
買ったり 捨てたり
しないで

一度手に入れたリネンは
大切に 使い切りたい
と 思っています。

それは
すべての‘もの’に対して
最近 考えていることでも
あります。



大好きな リネン。

くたくたになっても
直したり
加工したりして

穴があくまで
長く付き合えたらいいな と
思います。





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今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。

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